Education教育・新人レポート

新人看護職員の歩み「満開の桜と共に入職された新人看護職員の紹介」
新人看護職員の歩み「満開の桜と共に入職された新人看護職員の紹介」

昭和大学横浜市北部病院 看護部教育担当の小松﨑です。
2024年度は82名の新人看護職員を迎えることができました。

4月1日の入職式と入職者オリエンテーションは、満開の桜が咲き誇る中で開催されました。
新人看護職員は、職員証や配属部署を確認し、緊張感の中にもやる気に満ちた表情をされていたのが印象的です。今日から社会人としての仲間入りです。

初めて白衣を着用して研修へ参加しました。看護部長からの『組織概要』は、参加型の講義で、同期と会話をする時間があったので、楽しく受講ができました。
同期の大半が、不安や緊張を抱いていました。この気持ちは、自分だけではないことを知れたので、安心感につながりました。

こちらは、『キャリア形成』の研修。看護師や助産師として、各々がキャリア形成について思考を深める時間になりました。そして、部署の同期と一緒に今年1年間の決意表明を作成しました。
社会人として、「できること、すべきこと」に取り組み、患者さんに安心で安全な看護が提供できるようにラダー1取得に向けて頑張ります。

昭和大学病院で『社会人基礎力・基本姿勢と態度』を受講しました。
組織人やチームの一員としての責任感ある姿勢が求められていることを理解できました。特に、ステークホルダーとの関係性構築に頑張ります。

こちらは、『コミュニケーション・トレーニング』の研修です。
初対面の新人と一緒にコミュニケーションを図りながら、同じ目標に向かって成果を出せるように役割発揮をしています。相手の理解度やその場の進捗状況をお互いに確認し合うことの大切さを実感しました。どんな時でも患者さんのために、コミュニケーションを図っていきます。

4月中旬から演習が開始しました。こちらは、吸引の演習背景です。
部署別で少人数制の技術演習をしています。
病棟で実際に使用している物品を用いて、閉鎖式気管内吸引を実践しています。

口腔・鼻腔内吸引の演習の様子です。
解剖生理を念頭において、両手を器用に使って吸引を実施しています。

鼻腔内は彎曲しているので、口腔内吸引よりも難しく感じましたが、担当の係長が解剖生理やコツを指導してくださったので正確に演習をすることができました。
患者さんが苦痛を感じる処置のため、少しでも症状緩和できるように頑張りたいです。

酸素療法の演習。
実際に、酸素ボンベの取扱いについて説明を受けています。
早速、酸素ボンベの交換や仕組みをチェック項目に準じて確認しています。

安全に酸素流量計を中央配管へ設置し、酸素マスクを適切にフィッティングしていきました。
患者体験もできたので、貴重な機会になりました。

新人看護職員は日々多くの知識とスキルを習得しています。不安もあるようですが、新人看護職員一人ひとりが患者中心の看護を提供できるように教育担当や病院職員が一丸となってサポートしていきます。今後も北部病院の新人看護職員の成長を楽しみにしていてください。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。