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「潜入シリーズ第七弾!」~昭和大学病院 血液内科病棟~

 

みなさんこんにちは。

今回は久々に「潜入シリーズ第7弾」として、昭和大学病院の血液内科病棟を紹介いたします。

血液内科の病棟は、入院棟(旗の台駅から正面に見える17階建ての建物)の10階にあります。病床数は48床(無菌室12床)で、主な疾患は白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など、専門的治療が必要な血液に関する疾患を対象としています。

治療は抗がん剤などの薬物療法が中心で、入院治療の約40%が当該部署で実施されています。また、造血幹細胞移植も行われており、より専門的な知識・技術を要する部署でもあります。

 

こちらは抗がん剤投与の様子です。抗がん剤を取り扱う際は、暴露予防のためにガウンテクニックを行い実施します。

移植や治療により白血球が著しく低下した患者さんは、感染にかかりやすいため「無菌室」に入り外界からの感染を予防します。特殊な空調を完備し空気の清浄度を高く管理しています。

 

血液疾患は長期治療を要するため多職種連携が重要になります。

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、歯科医師・衛生士がチームとなって患者の療養をサポートしています。他に緩和ケアチームなどの専門チームとも連携しながら患者さんに寄り添ったケアをしています。また、入退院を繰り返すため外来との連携も行っています。

造血幹細胞移植を受けた患者さんのカンファレンスは1回/週、多職種チームで行います。また「LTFU(移植後長期フォローアップ)外来」があり、こちらも多職種でサポートしています。外来担当看護師とは、定期的に退院後の患者さんの様子を共有するためにカンファレンスを行っています。

 

血液内科の病棟には、今年度5人の新人看護師が配属されました。

 

~新人看護師とチームリーダー~

 

撮影当日は、2人の新人看護師に会うことができました。

2人とも希望部署の配属だったようです。希望した理由をSさんは「実習での印象が強く、多重業務で忙しそうではあるがイメージしていた看護師像と重なる部署だった」Uさんは「治療が長期になるため、患者さんとの関りが親密となり、深く関りが持てることに魅力を感じた」と話していました。部署は業務量も多く、やるべきことが多くありますが「大変だけど楽しいです」と笑顔で話してくれました。

 

血液内科の治療は3~4週間を要することが多く、患者さんとじっくり関わることができます。忙しい部署ではありますが、やりがい感のある素敵な部署です。

是非一緒に働きませんか?お待ちしています(^^)

 

■バックナンバー■

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2023.11.1「潜入シリーズ第七弾!」~昭和大学病院 血液内科病棟~