Education教育・新人レポート

新人看護師の“今” 第10回 「2年目への抱負」
新人看護師の“今” 第10回 「2年目への抱負」

皆さん こんにちは 教育担当です。

国家試験が終わりましたが、私は皆さんの合格と健康を祈って、臨時・藤が丘神社に毎日参拝しております。

「石の上にも3年」という諺がありますが、1年目は知識技術を身につける土台作りをしました。

2年目は自らの課題を見つけ成長していくために、仕事の中で目的を見失わずに学び続けることが大切になっていきます。

そこで、「2年目に向けての抱負」を、第3回に登場してくれた回復期リハビリ病棟のAさんに聞いてみました。

2年目に向けての抱負は

「回復期リハビリ病棟なので、患者さんが住み慣れた自宅に退院できるように、どのようなアプローチをして行けば良いか考えられるようになりたいです」

「成長したなと思うことは?」の問いに、「うーん」と天井を見ながら考えていると、

新人教育責任者が

「できることが増えたねとみんながAさんに話しているよね、患者さんのできる事を、1つでも増やそうと患者さんとしっかり向き合っているよ」

と満面の笑みを浮かべ答えてくれました。

新人の笑顔の裏には、時には涙もあるかもしれませんが、新人教育責任者の書いた短冊の願いはかなったようです。

「4月から先輩になりますね」と聞くと、

「何か聞かれたらどうしようとドキドキしてしまう部分もあります。私も2年目の先輩から声をかけてもらうとほっとしたので、頑張って声をかけていきたいです」

と話してくれました。



「石の上にも3年」の意味は、どんなに辛くても辛抱していれば、やがて何らかの変化があって、好転の芽が出てくるという意味です。

1年目は種がまかれ芽が出たところです。

教育担当も寄り添いながら2年目の成長を支援していきたいと思います。