Education教育・新人レポート

新人看護師の“今” 第8回 「多重課題を乗り越え一歩一歩進む 新人看護職員たち」
新人看護師の“今” 第8回 「多重課題を乗り越え一歩一歩進む 新人看護職員たち」

皆さん 明けましておめでとうございます 教育担当です。

富士山も雪景色となり、4月に入職した新人看護職員も、富士山の5合目が「ラダー1習得」とすると、目標を達成しながら、4合目まで登ってきたところでしょうか。

12月末に行なわれた最終の集合研修は「メンタルヘルス」「目標管理とキャリアについて」の講義です。

メンタルヘルスの講義では、多重課題に取り組み、安全な看護が提供できるよう業務を行っている今の自分のからだと気持ちの反応を書く作業を行います。

自分の気持ちやからだと自問自答しながら書くことにより、今の自分の状態を再確認します。

そして、グループワークで、部署の違う仲間と共有することで、「その気持ち分かる。悩んでいるのは自分だけじゃない」などスッキリしたと話す場面もありました。

ストレスによる自律神経の乱れ、気持ちやからだからのサインを受け止めて、自分自身のケアを行っていく大切さを再確認しました。

「目標管理とキャリアについて」の講義では、2月の目標「次年度の目標を考えられる」の準備とし、2年目以降に1年目に培った知識や技術の土台の上に、目標をもって自分を成長させることができる為の目標管理の知識を学びました。

研修の最後に、看護部長から新人看護職員へ「4月から9か月間の研修で、知識技術を身に着ける土台作りを行ってきました。

自らの課題を見つけ成長していくためには、仕事の中で目的を見失わずに、コツコツと積み重ねながら、学び続ける姿勢を持ち続けてください」とメッセージをいただきました。

看護部長からの言葉を、新人看護職員一人一人が胸に刻んで、歩み続けられるよう、教育担当として支援を行っていきたいと思います。

次回も新人看護師の“今”楽しみにしてください。