Voice看護師国家試験合格体験記

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最終学年の前だからこそしておくとよい準備

6階A病棟所属 T・Kさん

私の考える最終学年の前にしておくとよい準備を3つあげたいと思います。

まず1番大事だと考えていることは一緒に勉強してくれる相手を見つけておくことです。
私は大学の寮で隣の部屋だった友人と、開始時間とノルマだけ決めてノルマが終われば自由時間という日々を送っていました。

遊ぶ時間も寝る時間もしっかりとれておすすめです。
何より誰かと勉強するということはさぼり防止になりますね。

学生時代、協力し合った仲間と。(写真左)
メリハリをつけ、集中する時間を作ることが大切!

2つ目は今まで勉強してきたものの整理を行うことです。
整理と言っても3年生で基礎的な授業は終了するので、勉強した内容をすべて振り返るのは大変だと思います。

内容まで振り返らずとも、こんなことやったなー程度で科目や分野別に授業の資料や自己学習の資料をファイリングし、どこにどんな資料があるかわかるようにしておくと良いです。
少しでも時間が欲しくなる国家試験前では、資料を見たくなった時に探す時間が省けるのは大きいですね。

コツコツとまとめ、見た目でも自信につながりました。

3つ目は何のために勉強しているのかを明確にしておくことです。
これは看護師として現場で働いてみてから感じた後悔ですが、「国家試験の勉強」にとらわれ効率よく点数を取るための勉強をしていたことで、あまり勉強できていない分野や疾患の理解が疎かになっている部分があるということです。

しかし現場では理解が浅くていい疾患なんてありません。患者さんに看護を提供するためには疾患の理解や治療方法の理解は不可欠です。
それを踏まえて国家試験の勉強をしていればよかったと感じています。
とは言ってもイメージしづらいかと思います。

そこで4年生で行う応用看護学実習で実際に学生担当の看護師に、有名な疾患以外にどんな疾患の入院患者さんがいるのか聞いてみるのもいいかもしれませんね。

先輩や患者さんから、多くのことを学んでいます。日々、勉強、勉強。

しっかり準備して、最終学年も楽しめるよう頑張ってくださいね。
応援しています。