Voice密着!新人看護師1年の歩み

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2019年 第8回「密着!新人看護師の1年間の歩み」~入職6ヶ月後・新人バッチがとれた感想と現在の様子。江東豊洲病院 M・Nさん

当院に入職した新人看護職員は、プリセプターシップの6か月間、ユニホームの左肩に『新人バッチ』を縫い付けています。10月末にそのバッチを外す儀式が各部署で行われます。

今回は、新人バッチが取れた感想と現在の様子を6月にホームページに登場してくれた4名の今年度入職者に取材しました。

<江東豊洲病院 M・Nさん>

1.新人バッチを取って思うこと・感じること

『お守り』のような存在でした。これからは、一人前の看護師として自立しなければという責任感を感じています。バッチが取れた左肩を触って「なくなって悲しい。来年4月に入職した新人さんが付けているのを見たら、『私たちのバッチ』なのにと思いそうです。」と話していました。(笑)

2.現在の業務内容:

日勤では6~8人の患者さんを担当しています。そのうち一人は入院・退院・検査・手術などの患者さんが含まれています。業務は大変ですが、その中でも未習得の技術は先輩の指導や支援を受けながら獲得しています。

*取材当日は8名の患者さんを担当していました。多重課題の大変さを実感しているようでした。

3.今月の夜勤回数:1回

前回の受け持ち患者さんは5名でしたが、今回は12名でした。もちろん、先輩の支援はありました。手術後の患者さんが入室する観察室の2名の患者さんも担当しました。

4.自信のある技術:

まだ自信があると言い切れる技術はありませんが、一つ一つ丁寧にするように心がけています。

*自分なりに工夫していることはあるか聞いてみました。入院時の患者さんに接する時、以前担当した患者さんからの質問を参考に「○○などは大丈夫ですか?」など患者さんに確認しているそうです。すると患者さんから「そうそう、気になっていたの」と言われるそうです。日頃から、患者さんがどんなことに困っているか、気になっているかなど書き留めて活用していると話してくれました。患者さん目線での関わりをしていることに感心しました。

5.これから獲得、または高めたい技術や能力:

末梢留置針挿入の技術を獲得するため、同期や先輩の腕を借りて練習しています。患者さんが痛みを伴う技術なので、最小限の痛みと回数で済むよう技術を高めていきたいです。

日勤で一緒だった同期とナースセンターで一枚パチリ。写真を撮る前にはお互いの髪形をチェックしていました。

*12月のボーナスの使い道を聞いてみました。冬服を買いたいそうです。「社会人らしい質の良いコートですかね」と笑顔で話してくれました。夜勤明けで連休がある時は帰省(兵庫県)して普段会えない友達と近況報告などして楽しい時間を過ごしているそうです。夜勤明けのお休みを有意義に使って、実家でリフレッシュも一つの方法ですね。

取材:統括看護部 増田