集中ケア認定看護師

専門・認定（分野）を目指した理由

集中ケアの認定看護師を意識したのは、ICU看護師5年目の時です。異常の早期発見には患者さんの身体のサインを一早く察知することが重要であり、患者さんの身体の中で何が起きているのかを知ることで本当の意味での看護が提供できると考えたらです。

主な活動内容

現在は主に病棟での実践と教育に携わっています。近年では重症コロナ肺炎患者が多いため、人工呼吸器装着患者の全身管理、排痰ケアやリハビリ、家族看護について医師を中心にコメディカルと協働してケアにあたっています。

今後の目標

取得した特定行為の実践を、より効果的に患者さんの治療・ケア過程において発揮できるよう取り組んで行きたいと思っています。

専門・認定看護師を目指している人へのアドバイス

認定看護師となり13年が経ちます。依然進歩し続ける医療や新たな病について日々勉強する日々ですが、患者さんに寄り添い、力になりたいという初心を抱き看護に携わる中で、重症な患者さんの身体の中で起こっている病態を知り、変化を捉えて適時性を持って介入する上ではクリティカルケア領域で学んだ知識・技術が不可欠であると実感させられます。クリティカル領域を学ぶことは、看護師としての自身の成長はもちろんのこと、質の高い医療・看護の提供する一助となると感じています。根拠を知ることは自信を得ること。専門性を高めることでチーム医療の一員としてより役立てると考えます。