精神看護専門看護師

専門・認定（分野）を目指した理由

看護研究を通じて事例や現象を調べたりまとめることが好きで、そのなかでも「暴力」や「怒り」に関心がありました。感情をコントロールするのは難しいことですが、人とのかかわりによって、少しでも誰かの「生きづらさ」が変化して安心が得られればと思い、大学院への進学を決めました。

主な活動内容

暴力に関するコンサルテーション（現状分析・研修講師・ワーキンググループ運営・受傷後面接）、病棟や外来での患者・家族面接（来談者中心・認知行動療法）、現任教育（教育計画と運営・講師）、患者や高校生への心理教育（WRAP・メンタルヘルスリテラシー）、スタッフのメンタルヘルス支援（新入職者とママさんパパさんナースのストレスチェックおよび面接・スタッフの個別相談）、学会委員（能力開発委員・研究代議員・学術集会実行委員）

今後の目標

心身ともに健康的で人として成熟できるよう、自己洞察と省察を怠らずに調整と挑戦を続けていきたいです。
新たなものを始めるよりも、今あるものを深めることに関心があるので、コツコツ細く長く活動ができればと思っています。

専門・認定看護師を目指している人へのアドバイス

自分がやりたいことのビジョンと決意があれば、あとは実行あるのみです。以前、上長からいただいた言葉でとても参考になったのは「知識は武器にもなる」というものです。自分を守るためではなく、誰かを守るために積み上げた努力の結晶を発揮されるといいのかなと思います。

烏山病院のおすすめポイント

系列のなかでは決して大きな病院ではありませんが、1人ひとりのスタッフがそれぞれに熱意をもち、お互いが協力しながら大きなちからを発揮している病院です。
管理者や多職種との関係性も良く、あたたかい職場だと思います。
精神看護を一緒に学びながら、こころの健康をケアしてみませんか。