昭和大学横浜市北部病院 看護部
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2018.9.2
北部病院のDMAT看護師にインタビュー  ~DMATの活動~

 

先日の研修にチラッと登場したDMAT隊員ですが、

今回は、新人教育責任者でありDMAT隊員である畠山看護師にインタビューを行いました。

 

DMATとは「災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チーム」と定義されており※平成13年度厚生科学特別研究「日本における災害時派遣医療チーム(DMAT)の標準化に関する研究」報告書より

災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team の頭文字をとって略してDMAT(ディーマット)と呼ばれています。

 

 

この昭和大学横浜市北部病院も、神奈川県より災害拠点病院に指定されており、DMATを持っています。

(DMATの詳細についてはDMAT事務局をご覧ください。DMAT事務局ホームページ

 

 

北部病院のDMAT看護師にインタビュー

 

Q.

DMAT隊員となった理由を教えてください。

A.

1995年の阪神淡路大震災がきっかけで災害医療に興味を持ちました。

そこから、災害医療の研修に参加して学習していました。

20年近く経って2011年の東日本大震災がありました。

個人的に被災者支援を行うことが困難であったので、組織的に活動できる医療班に所属し、被災者支援を行いたいと思いました。

 

Q.

実際に出動した経験はありますか。

A.

ないです。

鬼怒川氾濫の際には、出動直前でチームメンバーの都合が悪くなり出動できず、熊本地震では医療圏の問題で出動できませんでした。

 

Q.

日頃はどのような活動をしていますか。

A.

年数回行われる政府訓練やブロック訓練参加して、技術や知識の維持に努めています。

研修を実施し、院内スタッフに災害医療に関する知識・技術の取得に向けた関わりを行っています。

 

Q.

先日は香川県で大規模な政府訓練があったそうですが、具体的にどのような訓練でしたか。

A.

想定は、平成30年8月3日AM11時に高知県内等で最大震度7を観測した南海トラフ地震が発生。

大規模地震時医療活動は必要とされ、香川県、徳島県、高知県、大分県及び宮崎県から8月4日にDMAT派遣要請がありました。

 

まずは、指定された参集拠点本部(今回は高松空港内)に集合し、活動拠点本部が決まるで待機となります。

活動拠点本部に到着すると各DMAT隊の業務が本部から割り振られます。決まるまで待機(2時間以上待ちました)です。

 

今回は病院支援が割り振られました。

割り振られた病院には先着のDMAT隊で病院本部が立ち上がっており、病院職員と2隊のDMATが患者診療を行っていました。

診療業務支援を行うために、診療担当DMATと病院情報や患者情報等のミーティングと再トリアージ、他院から医療搬送(ドクターヘリ)患者があった事から受け入れ準備や搬送DMATとからの引継ぎや無線連絡による患者情報提供を行いました。

 

その後、数隊のDMATが到着して病院支援業務を行いました。

最終的には陸路空路ともに使用不可となり翌日まで籠城する設定となり、病院機能や患者状態を再評価しているところで訓練は終了しました。

 

与えられた役割を実行し、必要な時に必要なタイミングで報告連絡相談ができ、他のDMATと協調して、想定されている状況に対応できるかという訓練をしてきました。 

 

 

 

 

 

5.医療搬送患者受入れ

 

 

 

DMAT隊員の訓練風景はなかなか見ることができないので、HP用に写真を撮ってきていただきました!

 

 

 

 

 

今回インタビューしたDMAT隊員となるには、厚生労働省の主催する「日本DMAT隊員養成研修」を修了しなければなりません。

そして終了後も研鑽をし、出動命令が下れば直ちに出動できるよう体制を整えておく必要があります。

畠山さんは当院の救急センターで10年以上の経験を積まれたエキスパートです。

現在は消化器センターで新人教育責任者・係長として勤務をしながら、DMAT隊員として日頃の訓練や研修による知識技術の維持・更新の他、後進の育成もされています。

 

 

左)畠山さん 右)救急外来で勤務している加藤さん 

 撮影場所:当院救急外来初療室

 

 

 

 ▶DMAT隊員も協力して行う新人看護師研修「救命措置の演習」の記事はこちら

 

 

災害の準備について

 

先日の西日本を中心とした豪雨による被害は甚大なものです。

各地で「これまでにない」「経験したことのないような」と表現される地震や豪雨などの災害が起きている昨今、当院のDMATもいつ出動となるかわかりません。

私達が被災者となる可能性も十分ありますが、その際病院は、傷病者を受け入れる側でもあります。

改めて、心の準備も物の準備も整えておく必要がありますね。

災害自体が「起きてほしくない」ことであることに加え、防災グッズもそれなりに高価なこと、揃えだすとキリがないという感覚もあり、災害の準備は後回しになりがちです。

でも買い物以外の身近なものとして自宅や職場がある区域のハザードマップの確認もしておきましょう。

ハザードマップは区役所や、県のホームページからもダウンロードができるところがあります。避難経路や家族との待ち合わせ場所の候補順序等、日ごろから話し合っておくことや非常用持ち出し袋の点検も大切です。

私も、更衣室のロッカーには5年保存水2リットル分と5年保存できるビスケットの缶がいくつか入れています。

 

 

 

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