看護部長からのご挨拶
不安・緊張を共有し、
一日も早い社会復帰をめざします
「 一人ひとりが、患者さんの回復を支えられる看護職であること。 」
当院は、東京都世田谷区に立地する大学附属の精神科病院です。
精神科領域における急性期医療・司法医療に対応するため、措置入院・鑑定入院等の受け入れや、東京都と連携した夜間・休日の救急診療など、時代のニーズに応える都市型の精神病院としての医療・看護体制を整えています。また、昨今では、うつ病が心の風邪と表現され、成人期の発達障害に耳目が集まるなど、精神医療が、かつてのように特別なものではなくなりつつあることを踏まえ、より地域や社会に開かれた精神科病院を目指しています。
そのような中、看護部としては、単に診療を補助し、治療をスムーズに進捗させるだけでなく、疾患の治癒や症状の緩和と併せて、まずは、心病む患者さんや、ご家族の不安・苦痛を理解し、共有すること。そして、個々の患者さんに即した回復の道のりを支え、共に歩んでいくために、医師、薬剤師、精神保健福祉士、臨床心理士、作業療法士等、専門職によるチーム医療の中で、しっかりと、看護職の役割を果たしていきたいと考えています。
そのためには、当然、知識と技術を磨き続けるための意識的な研鑽が必要になります。看護師一人ひとりの成長が組織・チームとしての成長となるよう、看護部として歩んでいきたいと思います。

看護次長 池田 勝之
施設概要
昭和大学附属烏山病院
所在地 | 〒157-8577 東京都世田谷区北烏山6-11-11 |
電話番号 | 03-3300-5231(代表) |
許可病床数総数 | 340床 ※臨床薬理研究センター 44床 |
看護次長 | 池田 勝之 |
看護職員数 | 看護職員数 153名(男性看護師:39名)2022年4月現在 |
看護体制 | 10対1 13対1 15対1 |
勤務体制 | 二交代制 |
診療科目 | 精神科、内科、歯科・歯科口腔外科 |
特別診療施設 | 精神科救急病棟(スーパー救急病棟)、 高齢者・認知症病棟、精神科作業療法室、 リハビリテーションセンター(精神科デイ・ケア)、m-ETC室 |
看護部の理念
患者の心に寄り添う質の高い精神看護を目指し、都市型精神科病院
として地域医療への責務を果たします。
看護部のビジョン
(組織の具体的な将来像)
(組織の具体的な将来像)
時代のニーズに応える都市型精神病院として、変化に対応できる人材を育成し、質の高い精神看護を提供します。
看護部のバリュー
(すべてのスタッフが取るべき行動の判断基準)
- 1私たちは、患者・家族の人権を尊重した看護を実践します。
- 2私たちは、社会状況を的確に認識し、変化に対応できる広い視野と豊かな感受性を持つ看護師を育成します。
- 3私たちは、チーム医療を担う一員としての自覚を持ち、患者の社会復帰を推進し地域での生活を支援します。
- 4私たちは、地域に開かれた病院作りを目指します。