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2020.12.10
教えて! 看護師国家試験対策 ~勉強法やノートのご紹介~
昭和大学藤が丘病院 教育担当です。
今年度入職した、新人看護職員2名に国家試験対策についてインタビューを行いました。
最終学年の皆様の参考になればと思います。
◆昭和大学藤が丘病院 こどもセンター所属 O・Kさん◆
Q国家試験に向けて1年間どのようなスケジュールを立てましたか?
A.
6月から準備を始めました。
過去10年分ぐらいの問題をひたすら行う形で、一般・状況設定問題から取り組みました。
時間はすこし掛かりましたが、知識が不足している部分がわかり、疾患の全体像が理解でき、そのあと行った必修問題はスラスラ解けました。
ラストスパートの国試3か月前ぐらいからは、学校で同級生と一緒に勉強するなど 「がんばろう!」とモチベーションを維持できる環境づくりを心掛けました。
Q参考になった本やノートなど工夫した点を教えてください。
A.
メディックメディア社のクエッションバンクとレビューブックです。
ノート代わりにレビューブックに付箋を貼って、自分だけの参考書にしました。
書ききれないものや、詳しく理解したいもののみノートを使用し学習しました。
Q集中して勉強するための工夫はどのようなことをしましたか?
A.
携帯が近くにあるとつい見てしまうので、誘惑に負けないように傍に置かないように心掛けました。
Q体調管理で気をつけていたことは?
A.
冬場は体が冷えないように、ひざ掛け・レッグウオーマー・腹巻は必需品でした。
生活にメリハリをつけるために、幼いころから習っていたバレエのレッスンに週1回通い、踊ることが気分転換になり体調管理にもプラスになりました。
Q学生さんへメッセージをお願いします
A.
最終学年の1年間、まだまだ時間はあるので息抜きをしつつ頑張ってください。
良い結果につながるように祈っています。
◆昭和大学藤が丘リハビリテーション病院 3階病棟所属 R・Nさん◆
Q国家試験に向けて1年間どのようなスケジュールを立てましたか?
A.
必修問題は、月に最低1回は問題集1冊を振り返りました。
一般・状況問題は夏までに病態生理の基礎学習を行い、その後分野別の問題集を取り組みました。
分野別実習の時にその分野の勉強を一緒に行うと学習しやすかったです。
Q国家試験3か月前はラストスパートとしてどのように勉強しましたか?
A.
冬休み期間は予備校の冬期講習や模擬試験に参加していました。
空いた時間は友人と学校に行き、問題集を解いたり問題を出し合ったりして学習していました。
基本的には、自分の間違いやすい箇所の復習を繰り返し行いました。
Q参考になった本やノートなど工夫した点を教えてください
A.
レビューブックをつかいました。
疾患や薬などおさえておきたいポイントを付箋にまとめ、分野ごとにノートに貼っていました。
完璧に覚えた付箋は捨て、ノートがかさばらないにように工夫しました。
Q集中して勉強するための工夫はどのようなことをしましたか?
A.
自宅やカフェ、大学の学習ルームなど自分が一番集中できる場所をみつけました。
私は、人の目がある方が怠けずに集中できたので、カフェや大学の食堂を利用しました。
短期集中タイプなので「この時間はこの分野をやる」と学習計画を立てました。
集中力が途切れた時は、友人とお互いに問題を出し合い学習していました。
Q国家試験を受ける学生さんへメッセージをお願いします
A.
参考書の活用や勉強ノートの作成など、自分なりの学習方法をみつけることをお勧めします。
学習ペースは個人差があるので、焦ることもあると思いますが、問題集をコツコツと解いた努力は無駄にならないので日々少しずつでも取り組んでください。
体調管理に気をつけて頑張ってください。応援しています。
次の更新は昭和大学病院・附属東病院の予定です。
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